作家にとっての「同人誌」という位置づけ

同人誌という媒体については、さまざまな人がさまざまな意見を持っています。
それは二次創作物に関しても同じです。販促につながるので黙認という業者もあれば、
キャラクターの著作権の侵害だと主張する出版元もあります。
フランスなどではパロディが認められるような法律があるそうなのですが、
日本ではそうした法律はありません。
そのため、判断については各事象にゆだねられるといった形になっています。
そうした判断は、作家についても同様のことが言えます。
プロ作家として、同人誌にはノータッチという人もいれば、
プロ作家でありながら、同人活動をおこなっている人もいます。
また同人誌作家についても、出版元がヘッドハンティングすることもあって、
同人誌市場は、作家の育成市場であるという捉え方もできます。
そうしたヘッドハンティングに答えて、作家やアシスタントとして活躍することも可能ですが、
中には「締め切りに追われるのがイヤ」といったような理由で、同人誌作家として残る人も多くいるようです。
そうした人の中には、「自由に描きたいものがかけなくなる」といった矜持を持つ人も。
ひとくちに作家と言っても、同人誌にかぎってはその意見はバラバラです。

2011年7月11日

このページの先頭へ